めくるめく

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# by rimnoi | 2018-04-23 08:57

リメイク再び

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ヤンゴンで買ったショルダーバッグ。

斜め掛けできてカメラが入る丁度いいサイズ、くすんだ地味な色合いも好み。
なので即決で買ったのだけど、実際使ってみると、台形で上が少し狭いのがどうにも使いづらくて、ヤンゴンでもほとんど出番がなく、日本ではずっとしまったままにしていた。好きなんだけどな。

ということで、大幅に形もサイズもかえて、(直線でしか縫えないという理由はさておいて)日常使いできるシンプルなものに、いつだったかのネパールの布同様、作りかえてみた。
縞の部分は持ち手に、飾り玉はバランスが悪いかなと思いつつ、なければ寂しいので必要。
これなら絶対使う。ボロボロになるまで使う。そんなミニバッグ。
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それにしても、やっぱりアジアの布はすごくいい。
インドやネパールの鮮やかな色柄も好きだけど、東南アジアの織りや刺繍のものがなにより好きだと思う。
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# by rimnoi | 2018-04-20 15:36 | Myanmar

三月の終わり

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# by rimnoi | 2018-03-31 20:09

春がきた

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善いものも悪いものも、過ぎ去ってゆく。
人も、夢も、出来事も。冬の孤独も。
それらを想うと、ちくっと、少しだけ痛みを感じる。
感じたものを無意識のうちに、背負うではなく抱きしめながら、春をむかえる。

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春がきたので、庭仕事に精を出した。
枯草を取り除くと、夏の終わりに元気をなくしたパクチーが起きていた。
水仙もヒヤシンスも、チューリップも芽を出している。
ああ、生きていて良かった、と思う。そんな春がやってきた。
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# by rimnoi | 2018-03-25 10:44

福島の歌ちゃん

数年に一度、福島の海沿いの町に一人で暮らす、歌ちゃんから電話がある。
歌ちゃんという人は、わたしが知る限りで一番古い母の友人だ。

実家にあるアルバムの中に、歌ちゃんと母の白衣姿の写真があり、それはわたしが生まれるずっと前、まだ十代か二十代前半の初々しい、けれどもスッと伸びた背筋や瞳に凛とした強さを感じられる、昭和を生きる彼女たちの姿だ。

白衣を着た二人は、美容室の同僚だった。(美容師は白衣を着て仕事をしていた)
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本当のところはよくわからないけれど、歌ちゃんは新潟の人と結婚して、母と同じ美容室に勤めていたものの、わたしが幼かった頃には既に家族で福島に暮らしていた。

隣りの県とはいえ、今よりずっと交通の便も悪く、新潟の海沿いの町の母と、福島の海沿いの町の歌ちゃんの物理的な距離はきっとすごく遠かったに違いないのだけど、それでも彼女たちの心は離れることはなく、母亡き今も、それは続いている。ありがたいことだと、常々思う。

母が危篤状態に陥ったとき、誰が連絡してくれたか、歌ちゃんはひとり軽自動車で山を越え新潟まで走ってきてくれた。

若さゆえ無知でお坊さんへの礼を欠くなど、色々な準備に戸惑い親戚のおばさんに叱りつけられるわたしを、歌ちゃんは静かにそっと見守ってくれていた。そして、眠る人のいなくなったベッド、つまり母のベッドで、歌ちゃんは幾晩も眠ってくれた。
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数年に一度の電話は、命日だからとかそういった特別なときではなく、いつも突然だ。つい先日の電話も、何がどうというわけではなかった。それが嬉しい。わたしのことも、兄のことも、相変わらず子どもの頃の呼び名で呼んでくれる。それも嬉しい。

わたしの中で、母は亡くなったときの年齢のまま。そのせいか、まだまだ歌ちゃんも若いという錯覚を覚えてしまう。だって、福島訛りの柔らかな声だって、昔のまんまだ。けれど先日の電話で、歌ちゃんがふいに自分の年齢を言葉にしたとき、わたしは少しだけ動揺してしまった。

今年は福島へ、旅をしたいと思っている。
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# by rimnoi | 2018-03-10 11:23

春はまだかな

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# by rimnoi | 2018-02-24 17:43

沁みる

傘を忘れた夏のある日。

駅からアパートまで、どしゃ降りの帰り道、ずぶ濡れになりながら歩いていたとき、ねぇ、ちょっと待って、傘!と、傘を貸してくれた人がいた。大丈夫です、いいから使いなよ、そんなやり取りを数秒。わたしは傘を借りた。なんのお店だったかな、覚えていないけど、そのお店の奥さんらしき人だった。

今度通った時ここに置いててくれればいいから、そう言われ、傘を返しに行くと、お店は開いていなくて、ここに、と言われた場所に傘を立て掛けて、お返しした。実際は、お返しした、なんて丁寧な言葉は当てはまらない。ただ、借りた傘をぽつんと置いてきただけだった。
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はじめての冬。

節約のため限界まで我慢してようやく、母が送ってくれた電気ストーブを、いざ。しかし使ってみると、すぐブレーカーが落ちる。夜にドライヤーなんて使おうものなら一瞬で部屋は闇に落ちる。申し訳ないけど、送り返すことにした。

この電気ストーブ、薄いけど横幅があり、異常に重い。自転車の荷台に積めるサイズではなく、宅配便のお店まで徒歩で、ほとんど引きずりながら運ぶことになった。アパートに電話はなく、あったとしても集荷に来てもらえるという頭はなかった。

重たいストーブの入った段ボールの底がズリズリ音を立てる。そのうち破けてしまうんじゃないか、やばいな、でも重すぎて引きずらずには運べない。冬なのに汗をかきながら、心でひいひい悲鳴をあげていたその時、後ろから見知らぬ男性が、ひょい、とストーブを持ち上げた。

どこまで?いいです大丈夫です、いいからいいから、またそんなやり取りを数秒。わたしは結局ストーブを運んでもらった。段ボールが破けることなく宅配便のお店に到着すると、その男性はあっという間にいなくなった。
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18歳、東京でのさいしょの年の、いくつかの出来事、いくつもの出会い。名前どころか顔すら全く思い出せない人たち。そんな人たちのことを、この頃よく思い出す。
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# by rimnoi | 2018-02-09 01:36 | 日々

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